窓ガラスにカッティングシート、高級スリッパ×20、テーブルに大理石調カッティングシート、皿(大、小)、フォーク、スプーン、ランチョンマット、ワイングラス×各4、造花各種、ペリエ×6、孔雀の羽×2、サングラス×2、アイロン、ライトスタンドに電子ジャー、シャベル、輸入雑誌、スツールに取手市可燃ゴミ袋、冷蔵庫、冷蔵庫内に青色系の商品、電子レンジ、ゴキブリホイホイ、カーテンにタッセル、掃除機、液晶テレビ(46inch)、衣装ケース×8、ドライヤー、シャワーヘッド、トイレットペーパー×8、ペーパーホルダーカバー、トイレマット、突っ張り棚、イミテーションフルーツ(洋梨、リンゴ、ぶどう)、乳半アクリル板、蛍光灯、白熱電球、LED各種
レジデンス制作した団地3LDKの一世帯分の空間すべてを使ってのインスタレーション。よく家に投函される、新築マンションなどのモデルルームのチラシなどに見られる私達の豊かな生活への漠然としたイメージ。その漠然さそのものに対するアプローチとして、間接照明に注目した。家具、家電、生活用品、システムキッチンなど本来の機能を無くし、間接照明としてのみ機能させる。乱反射する行き場を失った、ムードを作り出す。無意識に刷り込まれ、共有されている私達の漠然とした曖昧な豊かな生活へのイメージ漠然さ、曖昧さそのものを間接照明として可視化する試み。