yusukeshibata.com-柴田祐輔-/works/Essential Monotone Voice 2012
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2012

Monotone-Voice
矢印左 矢印右




棒読み
2012
Latitude53、アルバータ、カナダ
Installation
１年間の文化庁の海外研修でカナダのアルバータ州に滞在制作した時に行った個展。既に現実としてあるカナダの郊外のどこまでも続く繰り返される広大な風景を舞台に、本当と嘘が交わって成立している私たちの現実について、それらのすべてがどのように目の前に出現するのかという現象を特に道路に散らばっているゴミの存在に注目して制作した。偶然と必然の関係性に着目し、それを操作しながら現実に積極的に介入する。
Monotone-Voice02
TVモニター×4、プロジェクター×2、DVD Player×６、写真×４、粗大ごみ（ライトスタンド、マットレス、棚、等）、紙、水彩絵具、ケチャップ、アクリル絵具、ダンボール、古着、他
Installation view
Monotone-Voice03
Hot to Go
2012
Video with sound 4min 27sec
Video still

コンビニエンスストアで売られるピザの箱を色鉛筆で展開図を描写し、切り抜いた形を箱の形に戻す。完成したフェイクのピザの箱が車に轢かれ、ゴミになる過程を撮した映像。丁寧に作られたフェイクのピザの箱が、現実の車に轢かれ、紛れも無いゴミになることによって、曖昧である嘘と本当の境界線を可視化する。
Monotone-Voice04
Hot to Go
Video still
Monotone-Voice05
Hot to Go
Video still
Monotone-Voice06
Hot to Go
Video still
Monotone-Voice07
SUBWAY
2012
Video with sound 3min 48sec
Video still
Monotone-Voice08
SUBWAY
Video still
Monotone-Voice09
SUBWAY
Video still
Monotone-Voice10
SUBWAY
Video still
Monotone-Voice11
An Adult Magazine Caught on a Branch
2012
ダンボール箱に写真
640×800×390 mm
Monotone-Voice12
Glasses and Dish Liquid
2012
インクジェットプリント
1200×2000 mm
Monotone-Voice12
French Fries with Ketchup
2012
色紙、ケチャップ
サイズ可変
Monotone-Voice12
SORRY and VACANCY
2012
紙、アクリル絵具
サイズ可変
Monotone-Voice12
Installation view
Monotone-Voice12
Cooking
2012
Video with sound 2min 45sec
Video still

写真に印刷された食材を実際に水で洗ったり、バターで炒めたりしながら調理する映像。紙に印刷されたイメージの表面は加熱されることにより焼けたりして変色する。肉が焼けているのか、紙が焼けているのか、イメージは本当と嘘の間を行き来する。
Monotone-Voice12
Cooking
Video still
Monotone-Voice12
Cooking
Video still
Monotone-Voice12
Cooking
Video still
Monotone-Voice12
Installation view
Monotone-Voice12
Untitled
2012
Video without sound 2min 13sec
Video still
Monotone-Voice12
Untitled
Video still
Monotone-Voice12
Untitled
Video still
Monotone-Voice12
Untitled
Video still
Monotone-Voice12
Windy day
2012
Installation view
Monotone-Voice12
Ghosts
2012
古着の上に写真
460×690×580 mm

街灯に照らされた、木にぶら下がるたくさんの古着が映る写真を実際に使われた古着と一緒に展示。レジデンスで制作していたカナダの土地が強風のよく吹く土地で、そのせいで洋服が木々にぶら下がっている風景をよく見かけていた。ただの布切れにもかかわらず、人間の形をした抜け殻のようなその奇妙な存在はまるでゴーストのように見える。偶然に起こる風景を過剰にし、イメージが想起される物とその偶然性についての考察を行った。

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